次女誕生に関して思う事
2014年7月18日 TCG全般 コメント (8)めずらしく長くなりそう<挨拶
本日2人目の女の子が無事生まれました。
以前の日記でも書いた通り足が不自由で
ここまで紆余曲折あった事を少し綴ろうかなと。
あまり明るい話題ではないので
「新エキスパンションひゃっはー!」とか
「モダンGPT命!」とかいうテンションの方や
鬱になりたくない方はここで戻るをクリックするといいかも
さて、どこから話しますか。
妊娠4ヶ月が過ぎた頃に1人目でお世話になった産婦人科さんから
レントゲンが少し違和感あるから大きな病院いって検査した方がいい、
といわれた。
後日北大へ検査に行ったところ「足が曲がっていて骨形成不全の可能性が高い。
降ろす事もできるが今週いっぱいが期限だから明日までに結論を下さい。」との事。
多くの人間はそうだと思うけど5体満足が当たり前だと思っている。勿論俺もその1人の訳で、正直最初は何を言っているのかよく理解できなかった。足が不自由で歩けない可能性がある事を理解した頃、事の重大さに頭が真っ白になった。そこから沢山の事を考えるがどれも堂々巡りで明確な結論は得られなかった。当たり前だ。人の生き死になどわずか1日考えたぐらいでわかるはずがない。何しろ正解がないのだ。病気について少し調べるぐらいはしたが圧倒的に時間が無い。明日には生かすか殺すかを選択しないといけないのだ。生まれてくる子供の人生だけではない、今生きている俺たち、先に生まれた長女の人生すら左右する事案なのだ。
どう考えても答えが出ないので俺は妻にも意見を求めた。だが返ってくるのは予想通りの答え。「そりゃ生みたいに決まっている。でもそれで長女の人生を束縛してしまう事を考えるとどうすればいいかわからない。」
当然の答えだ。
俺は続けた。
「お腹の子を自分の人生を賭けて育てる覚悟はある?俺にはある。まいこにもその覚悟があるなら生もう。」と。
しかし返答はわからない、の一点張り。
女性は感情で動く生き物。しかも自分のお腹に宿している命を捨てる事などできるはずもない。結局は俺が出す結論通りになるだろう。
そんな不毛とも取れる言い争いをして翌日。病院についてDr.に問われる。「結論は出ましたか」と。
嫁はややも黙りながら俺の顔を伺ってくる。やはり俺が結論を出すしかないようだ。
「生みます」
俺は言った。
どう考えても答えが出ないならあとは直感に従うしかない。
もちろん長女や両親には多大な迷惑をかけるだろう。長女が成長して事情がわかる年になれば自由に動けない家族に不満をぶつける事も出てくるだろう。
それでもやはり頭がはっきりしている子供を殺すという選択を俺はできなかったし、できる人間になりたくない。
「いいの?」と問う妻にあとは力強く頷いて答えるだけだ。
俺は人間が生きている理由なんて生物学的な要素を除けば幸せになる為ぐらいだと思っている。
自分で考える事ができない植物人間ならいざ知らず、脳に障害がなくはっきり考える事が出来る。それならば幸せを感じる事もできるはず。
他に理由はなかった。深く考えるとキリがないからだ。
かくして生む事を決めた俺たちはその後の生活を少しでも楽にする為に俺の実家の近くに急遽転勤を決め、今日に至った。
なにやら支離滅裂でとりとめのない文章になってしまったがこれからの人生で少しでも関わりがある人達に読んでもらえたら幸いだ。
本日2人目の女の子が無事生まれました。
以前の日記でも書いた通り足が不自由で
ここまで紆余曲折あった事を少し綴ろうかなと。
あまり明るい話題ではないので
「新エキスパンションひゃっはー!」とか
「モダンGPT命!」とかいうテンションの方や
鬱になりたくない方はここで戻るをクリックするといいかも
さて、どこから話しますか。
妊娠4ヶ月が過ぎた頃に1人目でお世話になった産婦人科さんから
レントゲンが少し違和感あるから大きな病院いって検査した方がいい、
といわれた。
後日北大へ検査に行ったところ「足が曲がっていて骨形成不全の可能性が高い。
降ろす事もできるが今週いっぱいが期限だから明日までに結論を下さい。」との事。
多くの人間はそうだと思うけど5体満足が当たり前だと思っている。勿論俺もその1人の訳で、正直最初は何を言っているのかよく理解できなかった。足が不自由で歩けない可能性がある事を理解した頃、事の重大さに頭が真っ白になった。そこから沢山の事を考えるがどれも堂々巡りで明確な結論は得られなかった。当たり前だ。人の生き死になどわずか1日考えたぐらいでわかるはずがない。何しろ正解がないのだ。病気について少し調べるぐらいはしたが圧倒的に時間が無い。明日には生かすか殺すかを選択しないといけないのだ。生まれてくる子供の人生だけではない、今生きている俺たち、先に生まれた長女の人生すら左右する事案なのだ。
どう考えても答えが出ないので俺は妻にも意見を求めた。だが返ってくるのは予想通りの答え。「そりゃ生みたいに決まっている。でもそれで長女の人生を束縛してしまう事を考えるとどうすればいいかわからない。」
当然の答えだ。
俺は続けた。
「お腹の子を自分の人生を賭けて育てる覚悟はある?俺にはある。まいこにもその覚悟があるなら生もう。」と。
しかし返答はわからない、の一点張り。
女性は感情で動く生き物。しかも自分のお腹に宿している命を捨てる事などできるはずもない。結局は俺が出す結論通りになるだろう。
そんな不毛とも取れる言い争いをして翌日。病院についてDr.に問われる。「結論は出ましたか」と。
嫁はややも黙りながら俺の顔を伺ってくる。やはり俺が結論を出すしかないようだ。
「生みます」
俺は言った。
どう考えても答えが出ないならあとは直感に従うしかない。
もちろん長女や両親には多大な迷惑をかけるだろう。長女が成長して事情がわかる年になれば自由に動けない家族に不満をぶつける事も出てくるだろう。
それでもやはり頭がはっきりしている子供を殺すという選択を俺はできなかったし、できる人間になりたくない。
「いいの?」と問う妻にあとは力強く頷いて答えるだけだ。
俺は人間が生きている理由なんて生物学的な要素を除けば幸せになる為ぐらいだと思っている。
自分で考える事ができない植物人間ならいざ知らず、脳に障害がなくはっきり考える事が出来る。それならば幸せを感じる事もできるはず。
他に理由はなかった。深く考えるとキリがないからだ。
かくして生む事を決めた俺たちはその後の生活を少しでも楽にする為に俺の実家の近くに急遽転勤を決め、今日に至った。
なにやら支離滅裂でとりとめのない文章になってしまったがこれからの人生で少しでも関わりがある人達に読んでもらえたら幸いだ。
コメント
実際そうなったらものすごく悩むだろうな。
カラオケ関係の友人には、そういう子を抱えながらもハンデと思わず
ハッピーに生きている人達もいます。
そう決めたからには、ぜひこれからの将来家族で幸せな生活を送ってください。
(といってもわかるこは本当に障害者支援のことだけで、子育て支援のことは門外漢ですが…)
かなりの量の福祉制度がありますので、一度役所でじっくり聞いてみるのをおすすめします。
まぁ、札幌なら支援教育の施設もまぁまぁあるから、環境的にはほかの地域よりいいと思いますよ。
落ち着いたらまたドラフトにでも誘ってくださいな。
これから色々あるだろうけど、まずは生まれてきた命を祝福しないとね。
君と家族に似合う形の幸せが見つかるといいね
暖かいコメントありがとう。
また落ち着いたら招待したいので遊んでくだせぇ。
義理の弟がダウン症なのですが嫁と時折、こういった内容の話をすることをがありもしも自分達の子供が、って考えると複雑な心境です。
またそのうち遊びに行きますわ。
覚悟をもって産んでくれたことが分かったとき、
自分ならすごくうれしいな。